直線的でブロック状のモジュールが積層することで、佇まいの中に詩的な要素を宿し、空間に穏やかな緊張感をもたらす一作。

白と淡いグレーの釉薬が繊細な陰影を生み、焼成による表面のざらつきや微細な変化が、時間の経過や自然の風化を思わせます。工業的な幾何学構造でありながらも、手作業ならではの温もりが宿り、均一ではない表情が作品に生命感を与えているようです。

*本作は少々強度が弱い可能性がございます。予めご了承くださいませ。